【新事実】プラセボ薬って血液データにも影響を与える!?

こんにちはヒポ太郎です

本日の論文はこちら

『Assessment of Placebo Response in Objective and Subjective Outcome Measures in Rheumatoid Arthritis Clinical Trials』

JAMAに2020年9月に掲載された論文です

日本語訳には『リウマチの人にプラセボ薬を投与し、主観的アウトカムと客観的アウトカムに影響があるかを臨床試験で評価する』的な感じです

プラセボ薬は客観的アウトカム(血液データとか)よりも主観的アウトカム(本人の自覚症状)に影響が強いとされています

しかし、もしプラセボ薬が客観的アウトカムにも影響を与えてしまうとなれば・・・・『病は気から』は本当なのか?と思ってしまいますね

結論は『プラセボ薬で、患者の主観的痛みのみならず、CRPなどの血液データも改善した』

では見ていきましょう

*論文リンクは記事の最後に掲載してあります

もくじ

プラセボ薬は客観的データにも影響を与える?

PICOは次のようになります

  • P(対象):リウマチ患者
  • I(介入):プラセボ注射をすることによって
  • C(比較):注射をしていない場合と比較し
  • O(結果):VAS、CRP、ESRは変化するのか

プラセボ薬で効果があるのは、本人の気持ちの部分が大きんじゃない?

って話だったんですけど、実際に同一の患者群でプラセボ薬の結果を比較したものは存在していなかったそう

それで調べてみたということ

プラセボ薬の効果をどう調べるか?

本研究ではリウマチ患者に対して、プラセボの注射をした場合としなかった場合を比較していました

  • 患者の主観的痛み評価(VAS)
  • 客観的炎症程度(CRP)
  • 赤血球沈下速度(ESR)

これらのデータを評価し、プラセボ薬の前後でどのように変化するかをみた

介入はプラセボ注射だけとし、その他の介入は行わなかった

プラセボ薬の効果はどうだったか?

上記の結果のように、主観的疼痛強度は20mm減少し、CRPに至っては24週間で1.0mg/dL以上も改善していました

しかし、結論としてこれはいい結果として捉えられるのではなく

プラセボ薬の効果があるってことが証明されたことによって、本当に薬の効果があったかどうかがわからなくなってしまったという悪影響の結果とも捉えられたってことです

ヒポ太郎的解釈

私たちは薬の影響を盲信してしまう傾向にあり、それは効果のないものでも、信じれば体が反応してしまうんでしょうね笑

『病は気から』というのはあながち間違ってはいないのかもしれません

最後まで読んでいただきましてありがとうございました!

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