【PT・OT・ST必見】リハビリに役立つ脳画像の見方『導入編』

リハビリテーション

こんにちはヒポ太郎です

私は作業療法士として脳卒中分野を中心に、7年以上臨床現場で働いてきました

脳卒中の対象者の方にリハビリテーションを実施するときに必要な評価として

『脳画像』

が挙げられます☝️

本記事では「導入編」として

なぜ脳画像をみる必要があるのか?

をUPしていきます!

本記事を見ることで、まず脳画像の導入となる、画像の必要性について理解できます!

本サイトを見る前に最初に見ておいてほしい記事

脳画像をみる必要性は?

結論からいうと以下にまとめられます

セラピストは診断する必要はないので、脳画像をみるということは職域として必須ではありません

しかし、脳画像をみれることによって、多くの情報を得ることをでき、他の評価や臨床像、アプローチを統合解釈するのにとても有益なものとなります。

脳画像から病巣と病態を把握する

最初に脳画像からわかることは「病巣」です

病巣とは

「脳の障害されている場所」

のことです

CTやMRIを詳しくみれることで、脳のどの場所が障害を受けているかを見ることができます

例えば、以下のCTだったら・・・・

コツさえわかればあなたも読める リハに役立つ脳画像より転載

どこが「病巣」かわかりますか??

正解:視床

です

白っぽくモヤっとした感じ(高吸収病変といいます)がある場所が視床と呼ばれる場所で、出血を生じています。そのため、病巣は視床と考えられます

(私たちが読む時点ではDrから〇〇出血とか診断名出てるでしょうから、どこかな〜って探す必要は少ないと思いますが・・ww)

まず、脳画像を見ることによって、「病巣」(場所)を知ることができます

次に「病態」についてです

脳には機能分布があり、ブロードマンの機能地図が有名です

コツさえわかればあなたも読める リハに役立つ脳画像より転載

脳には機能が分かれており、損傷部位によって、失われる機能が異なります。

とても簡単に説明すると

大脳皮質/運動野(ブロードマン4)損傷=運動麻痺

大脳皮質/ブローカ野(ブロードマン44、45)損傷=運動性失語

視床=感覚障害

ざっくりいうと、こんな感じです

その「病巣」が障害を受けることで生じるのが「病態」です

病態を想像することができれば、脳画像をみてから評価にいくまでに、何を評価すればよいのか?ということがある程度推測されますよね?

運動麻痺であればSIASやFMA、失語症であればSLTA、感覚障害であれば触覚・痛覚を検査する道具(ハケや爪楊枝など)などを用意できたりします

準備ができることで、効率的に評価を進めることができ、よりアプローチを素早く開始することに繋がります

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脳画像から読み取れたことで評価〜アプローチに繋げる

脳画像から読み取れた「病巣」と「病態」で評価に繋げるという部分は上記の項目でイメージできたと思います

アプローチに繋げるとなると、さらに以下のことをみていく必要があります

経時的に脳画像をみる

脳画像は経時的に変化していくため、発症直後と数週間、数ヶ月経った状態では血腫が吸収されていたり、浮腫が改善していたりと変化が生じています。

その脳の変化に応じて、どのように対象者が変化をしたのか?をみておくことと、

ある程度の経験が積まれたら

「この浮腫や血腫が除去されれば、状態は今よりもよくなるな」

というような予測を立てて、リハビリの目標やアプローチを検討できるようにしていきます

残る障害はなにか・・?生きてる部分はどこか・・?

脳の損傷部位によって機能が違い、出る症状が異なると話しましたが、

根本的に失った脳機能は完全に元に戻るということはないとされています

私たちリハビリテーション従事者ができることは、「治す」ことではなく「残る障害をより軽減し、生きている部分で生活を復権させる」ことです

脳画像をみることにより、残存するであろう症状というのもある程度検討をつけることができます

*予後の説明や後遺症についての説明は私たちが行ってはいけないことなので、それを対象者の方や家族に話すのは主治医に依頼しましょう。

私たちができることは、先に予後を予測し、その上で対象者に最も効率的なリハビリテーションアプローチができるように計画を立てて関わることなのです

脳画像は1つの評価手段であって万能ではないこと

もう1つ理解しておかなければならないことが、「脳画像は1つの評価手段であって万能ではない」ということです

勉強していくと、徐々に脳画像を理解でき始めて少し楽しくなります

でもそのときに間違っても

『脳画像がこうなってるから、予後は〇〇に違いない。症状はこれが出るはずだ』

というような画像だけに判断をゆだねるような評価をおこなってはいけません

あくまで、1つの評価手段であり、客観的に見られる神経症状、年齢、生活歴、性格、社会背景などがら総合的にに対象者を見る必要があります。

難しい検査だからといって、万能ではないということを理解しておきましょう

終わりに

本記事ではセラピストが脳画像をみる必要性について記事をUPしてきました。

結論ですが

ここに集約されている通りになります

セラピストよがりの診断ではなく、適切に対象者の評価とアプローチを行うための1つの評価手段として脳画像をみていけると良いでしょう!

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