【心理】成功は自分のおかげで失敗は人のせい?自己奉仕バイアス

リハビリテーション

こんにちはk-hippoです。

みなさん自分が何か成し遂げた時「これは自分で頑張ったからできた!!」と自信を褒めてあげて、自己効力感を高めたりすることがあると思います。

また、反対に何かを失敗した時には「周りがダメだったから」「環境が変わったから」とか何か自分ではない何かのせいにしてしまったこともあるのではないでしょうか?

成功は自分のおかげ、失敗は他人のせい

「自己奉仕バイアス」と呼ばれるものがあります

自己奉仕バイアス:成功した時には自分自身の能力によるものであり、失敗した時には自分ではどうしようもできない外的な要因であると思い込む考え方

これはおそらく誰にでもある心理ではないでしょうか?

しかし、この自己奉仕バイアスの思考が強くなってしまうと、書評にも挙げている「チーズはどこへ消えた?」の小人ヘムのように変化に取り残され、これ以上成長のできない人になってしまうかもしれません。(*チーズはどこへ消えた?の続編ではヘムも変わります)

成功は当然自分のおかげでもありますが、学校や会社、家族であっても、1人で何もかもを成し遂げたということはそう多くはないのではないでしょうか?少なからず、周囲の人の存在があり、自分が存在できていることを忘れてはいけないと思います。

失敗した時にはまず「自分にはこれ以上できなかったのか?」「自分はベストを尽くしたのか?」と一度周囲や環境への感情を抑え、自身を俯瞰して見てみてください。そうすれば少し感情は落ち着き、自身ができていなかったことへの気づきが芽生えるかもしれません。

自身を俯瞰(ふかん)して見るとは?

失敗した時や、怒り、不安、憤りを感じている時に自身を俯瞰してみるといいといわれます。「俯瞰」とは「高いところから見下ろすこと」の意味です。自身を俯瞰して見るとは、「今の自分の様子をあたかも第三者の立場から客観的に見る」ということです。

自分の言っていること、している行動がもし自分ではない第三者が行なっていた時「それおかしいやろ!!」って思えたとしたら、自分で自分の嫌なことをやってしまっているということです。

俯瞰して見るためには?

これには訓練がいります。やはり、脳の仕組み的に感情というものは人間の中でも低位な回路で作られています(理性をはたらかせるより先に感じてしまうという意味)。また、負の感情(嫌)というものは、正の感情(快)よりも先に脳の扁桃体という場所に働きかけ、それを回避する行動をとろうとします。

これは人が危険などから身を避けるために、負の感情(嫌・恐怖など)からいち早く逃げるために備わった原始的な思考回路だから仕方がありません。

しかし、人間は大脳(特に前頭葉)が発達し、そこから理性によって感情と行動ををコントロールできるようになりました。

俯瞰して見るためには、その一度生じた感情と行動を抑制し、自分の気持ちを振り返ってみる行動をしなくてはなりません。

これは意識的に行うほかなく、無意識のままだと一つも変わりません。

具体的な訓練方法では、そのような自己奉仕バイアスが強く働いたと思った事柄があったら、時間が少し経ってから、その時の思いを書き出し、それを解消するための方法を書き出しましょう。そうすると客観的に何に負の感情を抱いたのかを見ることができ、具体的な解決策が見えてきます。

それを何度かしていくと、徐々に自然に自身の行動が俯瞰して見えてきます。

最後に

すべてを周りの人や環境のせいにせず、自らを振り返ることで起こる変化はとてもこれから先を好転させるかもしれません。考え方を変えることはすぐにはできませんが、考えようとすることは今からでもできます。たった今から「自分についての考え」について考えてみましょう。

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